予防・メンテナンス
お口の健康を守るため、とても大切なこと…
実際どんなことをするの？ －大原歯科医院の予防プログラム－
1．初診・問診
カウンセリング
2．お口の検査
現状を検査します。
3．生活指導
禁煙、食事のアドバイス、及び歯軋りの防止などをお話します。
4．むし歯菌の検査
ご自分のお口の中の状態を知ってください。
5．PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）
歯科衛生士による専門的な歯の清掃を行います。
6．患者さんご自身によるホームケア（ブラッシング）
適切なブラッシング法をお教えします。
7．再度むし歯菌の検査
お口の中の状態が改善したか確認するため、再度検査を行います。
8．メンテナンス
歯の健康維持のため、定期的な検診と持続的な予防対策を行います。
定期健診のすすめ！～大切な歯を失わない為に～
なぜ定期健診が必要なのかご説明します。
①自分だけのブラッシング（セルフケア）だけでは落としきれないプラークがあります。
②プラークは細菌の塊（バイオフィルム）を形成し歯周病やむし歯を発症させます。
③口の中はつねに変化し、自覚症状もないまま悪化します。
自分では除去できないプラークが必ず存在していますので衛生士によるプロのクリーニングが必要です。
次に定期健診の流れを説明します。
①お口のレントゲンを撮り、歯周病や骨の状態、むし歯のチェックをします。
②お口の健康を守る為の提案をさせていただき、一人一人に合ったブラッシング指導をします。
③歯石など自分で除去できない汚れをきれいにします。
④フッ素塗布など、歯のリスクがある部分に薬剤を塗ります。（一部自費負担があります。）
当医院は担当制になっており、一人一人の患者さんに担当の衛生士がつきます。
定期健診の間隔は、患者さんの状態によって異なりますので衛生士と相談しながら決めていきます。
PMTC
バイオフィルムをご存知ですか？
「バイオフィルム」はプラーク（細菌の塊）の集合体です。
お口の中でプラークが成熟すると「バイオフィルム」が作られます。
歯磨きをサボると、歯の表面がヌルヌルザラザラしてくるのはそのせいです。
むし歯や歯周病はバイオフィルム感染症！！
「バイオフィルム」が歯面に作られると歯の表面を溶かし、むし歯を発生させます。
そして厄介なのがバリアーで覆われている為、薬が効きにくい事です。
除去するには歯ブラシ等で物理的にとるしかありません。歯ブラシの届きにくい
部分に対しては歯科での専門的な掃除でしか除去できません。
その専門的な除去方法が「ＰＭＴＣ」
（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）です。
口腔衛生士のプロによる徹底した歯の清掃のことです。
PMTCは、このバイオフィルムを除去し、むし歯や歯周病を予防する効果的な方法です。
PMTCの流れ
ブラッシング
清掃
ペースト塗布
研磨
抗菌剤塗布
フッ素塗布
むし歯の予防
バイオフィルムを除去し細菌の再着を防ぐのでむし歯予防効果があります。
歯周病・歯肉炎の改善
歯周ポケット1～3mmのバイオフィルムを除去できるので歯肉の状態を改善し予防にもつなげます。
歯質の強化
歯面をツルツルにした後にフッ化物入りのペーストを塗布することで歯の強化を促進します。
自然な美しさの回復
歯に付いたヤニや色素も取り除けるので歯本来の光沢と色の歯面になります。
（歯を薬品で白くするホワイトニングとは異なります）
PMTCの費用
- 上下前歯12本…3,000円（税別）
- 全部の歯…6,000円（税別）
「PMTC」の効果は1～3ヶ月と言われていますが、状態によっても異なりますので、行う間隔は相談して決めましょう。毎日のブラッシングをサポートするのが「PMTC」です。お口の健康を維持するために定期健診と合わせて「PMTC」もはじめてみませんか。ご予約、ご質問は当院へお気軽にどうぞ
当医院のスタッフが唾液検査（むし歯菌の検査）をしました
感想を聞いてみました。
20代 女性
「間食をよくするほうで、子供の頃からむし歯になりやすかったのできっと結果は良くないと思っていました。
いざ結果を聞くと口腔内の細菌もそれほど多くなく、思ったよりも良かったです。衛生士さんから今の状態をより良くする方法を色々と教えてもらいました。生活習慣のアドバイスも聞けたので頑張ろうと思い、早速毎日の生活に取り入れています。今後、矯正を始めるのでよりむし歯になりやすくなる為、フッ素をより意識して口腔内を大切にしていこうと思いました。」
